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車山W行事
2010年3月4日(木)〜7(日)
(ステージU 公認スキー準指導員検定会、BC級公認検定員検定会、 ステージT 認定指導員検定会、 公認スノーボード準指導員検定会、認定スノーボード指導員講習検定会)
阿部文善総務専門委員

好天雪不足の車山

開会式の様子

 今回5つの検定会が同時進行する。メインはスキー準指導員検定のビデオ撮りのつもりでしたが、 金子理事にお手伝い願って一通り今回の行事をできるだけ取材すべく計画を練った。
 検定会初日は天気に恵まれ順調にスタートしたが、検定会2日目は昨年を彷彿させるような雨、 サポートの皆さんを含め昨年の教訓が活かされ雨対策は万全でしたが、視界不良に泣かされました。 検定員は中間に立ってのジャッジとなりました。 残念ながら撮影のほうはお手上げ状態になってしまいました。 閉会式で、悪天候のなか頑張った受験生の期待に答え、沢山の皆さんが合格書を手にしていました。 今後一層の活躍を期待します。

3月4日(木) 20:00〜20:45 受付
 アプローチの高速はみぞれでしたが車山近辺はシーズン並みの雪道でした。受付時間に間に合うようにホテルに到着、最初の取材は受付の様子からでした。大半の方が本部宿舎スカイパークホテルで前日受付を済ませていました。  いよいよ明日から始まる検定会本番、やることやったと思い残すことは何と自信に満ち溢れていた感じがしました。
 深夜遅く役員ミーティングが行われ、明朝開会式で配布される行事のリーフレットの変更を資源削減のためにもと、役員総がかりの手書き修正が遅くまで行われました。
 今回は昨年に比べ認定指導員の検定が加わったために5つの検定が同時進行し上手く取材できるかできるだけ欲張って取材してみようと作戦を練りました。

3月5日(金) 検定1日目 (開会式・実技、理論)
■ 9:00〜9:35  開会式
 前日の雪は一時的な薄化粧だったようで朝からの好天で気温が上がり溶け落ち、 開会式の頃には雪不足のスキー場が露になっていました。

 主観県連責任者挨拶  野地澄雄SAK副会長

 何時もの養成講習会とは違い開会式は開始30分前から着席すると言う熱気にあふれています。
 早い時期から滑れるようになったシーズンスタートでしたが、早いものですでにシーズン後半になりました。 県連のスキー行事も残り少なくなりました。それと平行してここ車山スキー場の雪のほうも雨の影響で段々心もとなくなって大変心配していました。 昨日現地スタッフの皆さんと使用するコースの点検・運営の問題について確認をしました。 昨日は降雪、風もありコースはハードでナチュラルな状態でしたが、今日は一転晴れて高温予報になっています。 昨日とは違った様相のコースになり、色々なコース状況になるかと思います。それを克服して、これまで積み重ねてきた成果が報われて、 合格切符を手に入れることが出来ると思います。自分の持てる技術を行使しベストを尽くして欲しいと思います。
 今回、教程の改定が行われ資格制度と検定制度も変わりました、従来の検定に加えて認定指導員制度の検定が加わり、合計5つの検定会が同時進行します。
 スノーボードの大会が同時に開催されます。アップテンポな曲を流しながら行われると思いますから、どうぞその影響を受けないように、 自分がスタートラインにたったら集中してスタートを切っていただければと思います。いずれにしても検定には、非情で厳しい面もあります、 最終日には大勢の皆さんに笑顔が見られるよう期待しています。皆さんの検定を心から祈念して挨拶とします。頑張ってください。


前日のホテルでの受付

当日の受付の様子

予定会場に入り切れない開会式の様子

司会の竹腰スキー準指A班班長

野地澄雄 副会長挨拶

信州総合開発観光(株) 飯島清重 社長

執行責任者 片忠夫 専務理事挨拶
精進努力した結果を公平・公正に求められるレベルに達しているかジャッジしていきたい

主任検定員挨拶 木村徳善 教育本部長
検定制度が変わりました、今まで悩み学んだ成果をしっかり発揮して欲しい

検定会運営主任 岡田良平 教育本部理事

BC級主任検定員 清水忠 教育本部理事

認定スキー指導員 主任検定員
百海廷 教育本部理事

スノーボード検定会運営主任
小池光 教育本部理事

開会式よりも直後の理論検定が!

開会式を取材撮影中の江頭総務委員

 何事も卒なくこなす司会の竹腰さんの潜在意識がそうさせたものかは定かではありませんが、受験生の緊張を解そうと開会式の閉めタイミングをちょっとだけ外し、会場に笑いの渦を起こした。やり直しの起立・礼で開会式をほぼ予定通り終えた。

■ 10:00〜11:30 公認スキー指導員、BC級検定員 理論検定(スカイプラザ2F)

スキー準指導員理論検定 (開会式は最後の詰込時間として活用)
 開会式の着席が早かったのは最後の詰めに集中するためであったのかも!
 開始直後の取材を金子理事、江頭さんにお願いして私は認定指導員実技講習の取材にまわった。

■ 10:00〜11:00 認定スキー指導員実技講習(スラロームコース)
  ビデオ・写真取材:阿部
  開会式を終えてすぐにスラロームコースに出て認定スキー指導員をメインに、 スラロームコースで同時に行われていたスノーボードも取材しました。

■ 10:00〜12:00 公認スノーボード準指導員実技事前講習(スラロームコース)
  ビデオ取材:江頭(スキー準指理論検定のスタート取材の後)、写真取材:阿部で行いました。今回翌日天候に恵まれなかったこともあり、 本番以上に午前中に取材した認定スキー指導員、およびスノーボードの素敵な雪上映像が撮れています。 是非車山W行事ダイジェスト、アルバム映像も見て欲しい。

■ 10:00〜12:00 認定スノーボード指導員実技講習(スラロームコース)

■ 13:00〜15:00 公認スキー準指導員実技検定
 A班 パラレル小回り(B単位 スポーツマン手前)ビデオ撮影:江頭
 B班 パラレル大回り(B単位 スポーツマン奥側)ビデオ撮影:阿部
 大回りはビーナスの予定でしたがスノーボードの大会があって、スポーツマンを2分して隣りあわせで実技検定が行われました。 午後のスポーツマンは逆光でビデオ撮りし辛い、おまけに昼食後、程よい陽気とあってやや睡魔も囁きそれなりに撮影も簡単ではない。 今回スポーツマンコースを2分したためにスタートの範囲が狭まり、コースもほとんど一つだけになりそれだけは撮影に易しい設定で、 B単位の滑走者は受験生103名中、クラウンテクニカル所持者3名が免除され90名でした。

以下は金子理事に写真取材をお願いしました。
■ 13:00〜15:00 認定スキー指導員理論講習
■ 14:00〜15:30 公認スノーボード準指導員理論検定
■ 13:00〜15:00 認定スノーボード指導員理論講習

 検定初日は天気に恵まれこともあって予定通り無事終了しました。


認定スキー指導員実技講習の様子

認定スキー指導員実技講習(講師)

スノーボード準指導員実技事前講習

スノーボード準指導員実技事前講習

2分のスポーツマン上部スタートから

片専務、順調進捗に満足

スキー準指導員パラレル小回り

スキー準指導員パラレル大回り

スカイパーク内の検定本部

認定スキー指導員理論講習

3月6日(土) 検定2日目
 前日の好天に反して、前夜の予報どおり悪天候となり、視界もままならずと朝食のときから薄暗い一日のスタートでした。
 朝から、視界不良でまともな検定は出来るかと言った様子、更に昼頃から本降り予報が出ていた。 スキー準指導員検定は午前2種目、午後2種目、昼休憩時間にスノーボードの実技検定の予定でしたが、スキー準指導員を連続して行うことに予定変更された。 特に朝一の種目であるC単位のフリースタイル・リズム変化(ビーナスコース)及び小回り(不整地のキャプテンコース)は 実践種目で距離もあるため視界不良克服に、検定員がコース途中に立つという最近にない対応でおこなわれました。 ビデオ撮影の方は、雨支度は万全でも殆どお手上げ状態でゴール近辺をどうにか撮っただけでした。
 スキー検定を終えてからに変更になったスノーボード検定は13:00から始まり、雨足はやや強ってきましたがSBリボルブからカービングターンにかけて 一時視界が回復し、1種目だけですがスチル連写することが出来ました。 雨予報で機材もコンパクトにしたいとあってスチルの持ち出しは止めようかと思ったが、撮れるチャンスはゴールで江頭さんがビデオ撮りしている SB検定だけでしたがどうにか撮れるものならと持って行きました。

■ 9:00〜12:00 公認スキー準指導員実技検定
 A班 フリースタイル リズム変化(C単位 ビーナス)  ビデオ撮影:江頭
 必ずしも使える識別可能な画とはいえませんが、ゴール直前の1、2ターンぐらいですが約80%の人をどうにかフレームに収めることができていました。
 B班 フリースタイル 小回り (C単位 キャプテン)  ビデオ撮影:阿部
 中間に立った検定員からゴール手前までの滑りをなんとか撮影できています。でも中断等で数人は撮り逃しました。
 C単位は実践種目とあって距離、スピードもあり視界不良はビデオ撮影を困難極まるものにした。 撮っても使えそうにないかもと思いながらも神経をすり減らしながら挑みました。C単位の滑走者は受験生103名中、64名でした。
 昼休憩をはさんで13:00からの予定A単位2種目が変更になり引き続き行なわれ12:00過ぎにスキー準指は終了した。
 A班 横滑りと停止(A単位 ビーナス上部)ビデオ撮影:阿部
 B班 谷回り   (A単位 ビーナス下部)ビデオ撮影:江頭
 A単位はどちらも雨足が強まった分視界はちょっとだけ回復したようですが撮影には十分と言えない視界不良でした。 練習の2ターン分(ビーナス上部の横滑りはそれすら分からなかった)は撮影できませんでしたが、 滑走距離が短かったこともあり数人撮れなかった人もいますがなんとかビデオに収めることが出来ました。 A単位の滑走者は受験生103名中、82名でした。

■  9:00〜12:00 認定スキー指導員実技講習検定  (金子理事写真取材)
■ 13:00〜15:00 認定スキー指導員理論検定

■ 公認スノーボード準指導員実技検定
  11:00〜13:00の予定でしたが、スキー検定終了を待って、13:00に
  始まり実技検定5種目を終えたのは14:30でした。(5種目、全てビーナス)
  @ グライディングターン
  A スキッティングターン・・・雨足がやや強まり視界回復し始める
  B リボルブ
  C カービングターン・・・このときは視界良好!(スチル連写しました)
  D フリー・・・・・・・・またもや視界悪化、ゴール近辺しか見えず

■ 14:30〜16:00 公認スノーボード準指導員面接

■  9:00〜12:00 認定スノーボード指導員実技講習検定  (金子理事写真取材)
■ 13:30〜15:30 認定スノーボード指導員理論検定

昼食抜きでどうにか公認スノーボード検定まで行った。 完全防備と言え長時間多湿状態は機材にとってかなり危険な状態、よく働いてくれたと感謝して撤収しました。 昨年同様機材ケース、小物類はびしょ濡れで部屋は3脚を使って乾燥ルームと化しました。

 今シーズンから種目が変わって制限滑降が無くなった。恒例になっていた検定終了ご苦労様の歓迎式がやりにくいとサポートは嘆いていました。 更に今年は悪天候とあって盛り上がりが演出できないと実行は断念したようです。


スキー準指視界不良のスポーツマン
コース途中に立つ検定員

スキー準指フリー小回り(不整地キャプテン)
雨にも霧にも負けず!

スキー準指フリーリズム変化(ビーナス)
大奮闘!ゴール音声ガイド

スキー準指フリーリズム変化(ビーナス)
ゴール、こっちだよ〜!

BC検定員検定(心眼ジャッジ?)
フリーリズム変化(ゴールポーズ勝負!)

スキー準指谷回り (ビーナス下部)

スキー準指横滑りと停止(ビーナス上部)

スキー準指・横滑りと停止の検定員

認定スキー指導員実技講習検定

認定スキー指導員実技講習検定

認定スキー指導員実技講習検定

認定スノーボード指導員実技講習検定

傘を差して取材する金子理事

スノーボード準指導員実技検定

スノーボード準指この種目は見えました

スノーボード準指この種目は見えました

スノーボード準指この種目は見えました

部屋に帰って物干し大会

 今年のビブは何故か逆光(初日の検定本番午後の撮影)とか悪天下で撮ったビデオでは判読しにくい。  ホテルに帰ってやり残しの今日撮ったビデオの編集準備処理、全カットをパソコンに取り込みビブ番号を付加する作業を延々とやっていました。その頃他の役員は理論の採点を全員集合でやっていましたが、昨年と同じ頃に様子を見に行ったらとっくに終了、懇親会モードで解散のころを迎えていました。

■3月7日(日)9:00〜10:10 閉会式


一礼で始まった閉会式

野地澄雄 副会長挨拶

◆主観県連責任者挨拶  野地澄雄SAK副会長

 今年もまた天候に恵まれず、悪条件下の検定でご苦労様でした。皆さんおよび地元の協力を頂、予定通り終了することができました。あらためて御礼を申し上げます。今年の検定は教程改定により資格制度や検定制度が変わりました。悪条件を味方に、あるいは単位制を活かした方、改定により種目が少なくなりとり易くなったなどが加味され昨年を上回る合格率になりました。
 また新たに始まった認定制度は受験生の真摯な態度で講習内検定に望まれ、また理論検定のレポートのほうも指導者になる熱き思いを読み取ることができ大変感動しました。
 いずれにしても検定は非情な面もあり、日々の努力を積み重ねて、その努力を検定本番で発揮する訓練が必要です、残念ながら不合格になった方もこれからも努力を重ね是非来年も挑戦してほしい。合格された方も更に努力を重ね多くのスキーヤーに親しまれ、尊敬されるような指導員になってほしい。さらに指導員会に入って仲間の輪を広げてスキー界の発展のためにご努力をしてほしいと思っています。この会期中、皆様には大変協力いただきありがとうございました。
◆実行責任者  片専務理事
 サポートへのお礼、同時開催の県総体からも暑い声援が沢山きております。このように神奈川県が盛り上がっています。
 悪天候のサポート声援、受験生、検定員とも同じ条件下で行われました、公正・公平に検定した結果を発表したいと思います。
 認定指導員のスタート、指導活動の幅広い展開、スキー界活性の一助にしていただければと思います。


地元代表挨拶 信州総合開発観光(株)
代表取締役 飯島清重様

地元紹介

片専務理事挨拶

指導員会挨拶 中森副会長
指導員会への入会を呼びかける

認定スキー指導員検定会講評と合格発表
百海教育本部理事

認定スキー指導員認定書代表授与
片専務理事

公認スノーボード検定会講評と合格発表
小池光教育本部理事

認定スノーボード指導員認定書授与
野地副会長

公認スノーボード準指導員合格書代表授与
野地副会長

BC級検定員検定会講評と合格発表
清水教育本部理事

B級検定員公認書代表授与 片専務理事

C級検定員公認書代表授与 片専務理事

公認スキー準指導員検定会講評
運営主任 岡田理事、A班長 竹腰検定副委員長、B班長 嘉代検定副委員長

公認スキー準指導員合格発表
主任検定員 木村教育本部長

スキー準指導員合格者コール
(想定外のあいうえお順のコール)

スキー準指導員合格者コール
(素直にでた歓喜の万歳!)

公認スキー準指導員合格書代表授与
野地副会長

◆検定会結果
検定会 受検者数合格者数合格率
認定スノーボード指導員講習 1名1名100%
公認スノーボード準指導員 11名8名72.7%
公認BC級検定員 B:12名, C:16名28名100%
認定スキー指導員講習 17名17名100%
公認スキー準指導員 10355名53.4%

閉会式を卒なく起立・礼で閉じて、引き続き合格者手続きが行われ10:45に全てを終えて役員解散となった。


合格手続き

頑張った自分をほめてあげたい

検定員合格で面目は保てました

指導員会への入会ありがとうございます

川崎市協会 合格記念写真

シーズンの大仕事を終えました

SAK最高、これからも楽しくやりましょう!

全認定スキー指導員 合格記念写真
(ハイレベルな受験者揃いでした)

役員解散式 10:45に全終了解散
お疲れ様でした

 昨年は閉会式での写真撮りはかなり失敗、今年は高感度性能を活かしてノーストロボで撮影しました。連写でちょっと撮りすぎてしまった感はありますが、合格コールの喜びの表情をかなり撮る事が出来ました。
 3月末に不幸にもスキーで初の重傷を負いペンを持つ手が完全に止まり、気力・集中力の回復に時間がかかりこのレポートも大幅に遅れてしまいました。このレポートを台本にしているダイジェストビデオの編集も遅れビデオ購入を申し込まれた皆さんにご心配・ご迷惑をおかけしました。

(写真: 金子総務理事、江頭ビデオのキャプチャ、阿部)


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